米テキサス州フォートワースで開かれた
第13回バン・クライバーン国際ピアノコンクールで
日本人ピアニスト、辻井伸行さんが優勝しました。

連日のようにテレビで辻井さんの快挙を目にします。
その演奏は本当に素晴らしく、私たちの五感を呼び覚ましてくれますね。

あらゆるニュースやワイドショーで
盲目のピアニスト、生まれつきの全盲、なる言葉で始まり・・

目が見えないのに本当にすごいですね・・
譜面が見れないのに、どうやって曲を覚えるのでしょう・・
目が見えたら何を見たいですか・・?
・・などという言葉が踊る中・・

目が見えるって何だろう
目が見えないって何だろう

そんな思いで辻井さんの報道を見ている自分がいました。

辻井さんの中に、私たちにはわからない三次元の世界があって

辻井さんにしか見えない物、
辻井さんだからこそ感じ取れるもの

その五感の全てを傾けての演奏だからこそ
私たちの心の中に音が染み入るのかもしれません。

そう考えると、目から入る情報や耳から入る情報に頼っている私たちだからこそ
目が見えないと譜面も見れないのに大変、だとか鍵盤が見えないのにすごいとか
そんな感じ方になってしまうのかもしれませんね。

ご両親の深い深い愛と
辻井さんの並々ならぬ努力の成果が今
大きな花となって、全ての人の心を打っているのでしょう。

私は今、辻井さんの演奏を聴いて

『目が見えるからこそ見えないもの』
『目が見えないからこそ見えるもの』

その事実をひしひしと五感に感じています。

いつか機会があったら辻井伸行さんの演奏を聴いてみたい!
そう思いませんか?